個別指導概要
河野塾では、「真の英語力をつけ、そのことによって各種英語試験の成績を向上させる」ことを基本的な指導方針としております。また「真の学びは自己学習中に起こる」との考えに基づき、当塾の指導は「自己学習のプランニングおよび管理」と「自分では学習しにくい項目の指導」の２つの側面に分かれています。
1. 自己学習のプランニングおよび管理
- 具体的には学習方針の策定、教材選定、スケジュール策定、スケジュール管理などです。
- 個別面談で生徒さんの英語力の現状、弱点を分析し、その方に必要な学習項目を定めます。
- それをどのような方法（授業か自己学習か、教材は、など）で行うかの方針を定めます。
- それをどのようなスケジュールで行うかの大まかな方針を定めます。
- 授業内で、自己学習としてやっていただく内容を指示（教材・やり方など）します。
- 主に自己学習としてやっていただくのは単語（単語集）、文法（文法書、文法問題集）、授業の復習、発音練習、音読系の練習、各種テスト問題集の解答（ライティング答案の作成など含む）、読書、音声素材のリスニングなどです。
- 授業内で、自己学習の進捗をお聞きし、やり方の確認、修正、アドバイス、目標設定などを行います。
- 面談を踏まえて方針を策定しますが、それに固執することなく、進捗具合、その方の英語力の現状を踏まえながら、常に変更・微調整を加えていきます。
- 多くの方の悩みである「何をどうやっていいのか分からない」という悩みを完全に解決し、学習法に迷うことや間違った学習法で無駄に費やされる時間をカットします。
2. 自分では学習しにくい項目の指導
- 発音：発音は、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングという４技能すべての基礎であり、また最も自己学習しにくい学習項目です。口頭で説明を受け、実際に発音し、フィードバックを受けないと効率的に進歩しません。河野塾では発音指導を最重要項目と位置づけ、特に指導開始当初は集中的に行います。その期間が終わった後も、発音の維持・向上を目指して、少しずつ指導を継続していきます。
- 文法：文法の基礎が分かっていない方には講義を行います。書籍でも代用できる項目ではありますが、書籍だけだと理解が定着しません。私が質問を投げ、それに答えていただく、前回の授業で扱ったことを生徒さん自身に説明していただくといったインタラクションの中で知識の定着・理解の深化を図ります。
- 読解：英文が読めているつもりで読めていない人、中途半端に読めてはいるが正確性が足りない人、大事な要点がつかめていない人というのは意外に多いものです。TOEFLやIELTSのリーディングセクションは本来満点を取ってしかるべき部門ですし、GMATにおいても英文の正確な読解が基本となります。読みがいい加減では効率の良い点数向上は望めません。このような症状がある方には授業内で文章を読み、要約をしていただきます。そのうえで、理解が不足している部分を追求し、英文の読み方・目の付け所・正確な構文分析の考え方などを伝授していきます。
- 設問の解答法：英語力そのものの向上と比べると重要度は一段落ちるものの、各テストの設問に対する正しいアプローチを身に付けることも、当然ながら必要です。特にIELTSのリスニングやライティング、GMATやGREの各セクションなど、クセのある分野の解答法は、授業で指導を受けてから自己学習に移行するのが効率的です。授業内で問題を解いていただき、その場でフィードバックすることにより、正しいアプローチや選択肢の見極め方を伝授していきます。
- 以上の指導を、その方の必要性に応じて行います。逆に言えば、必要性がない方には行わず、自己学習のやり方のみを指導するか、全く扱わないことになります。その方の英語力を診断し、ご本人のご意見も伺いながら、ベストの方法を探っていきます。
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